【Sierで拡がる格差】ブラックSierはさらにブラックになっていきます

エンジニア
スポンサーリンク

どうも、なおです。

2020年4月、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けて、緊急事態宣言が発令されました。

この緊急事態宣言の発令により、不要不急の外出は控え、人々の接触を8割減らすような意識があなたにも芽生えたと思います。

テレワーク等の在宅勤務が多くの企業から推奨されたため、日本では毎朝の恒例行事となっていた満員電車もこの時期はなくなりました。

もちろん私の所属する会社(Sier)や常駐先の会社もテレワーク可となったため、自宅で仕事をしていました。

しかし、Sierの中にはテレワークが実施できない会社(正しくはプロジェクトや案件)がありました。

今回はテレワークを実施できなかったSierの背景と、ホワイトSierとブラックSierの格差が拡がると予想される理由について解説します。

スポンサーリンク

Sierでテレワークが実施できなかった背景

IT業界の柱ともいえるSierでテレワークが実施できなかった理由について、少し考えてみてください。

お金がなくてテレワークに必要な設備が整えられなかったから?

たしかにお金の問題があったSierさんもあると思います。

しかし、一番大きな理由は「クライアントからテレワークの許可が出なかったこと」です。

Sierというのは、銀行や病院、省庁などの依頼主から「〇〇を効率化できるシステムを作ってほしい」というような依頼を受けてシステムを開発する仕事が多いです。

このような場合、多くはプログラムや設計書の所有権が依頼主にあり、決められた会社のスペース以外に持ち出すためには、申請や依頼主に許可を取る必要があります。

もちろん、テレワークで仕事をするとなると会社外への持ち出しになるので許可を取る必要があります。

しかし依頼主は良くも悪くも保守的な会社が多く(会社規模が大きければ大きいほど顕著)、テレワークが実施できないという背景がありました。

ホワイトSierとブラックSierで格差が広がる理由

テレワークが普及し、テレワーク可の会社との契約だけで会社が安定するようになったとすれば、今後はホワイトSierとブラックSierの格差が広がります。

というのも、ホワイトSierは

テレワークが可能である案件しか受注しない

という選択をしていくと予想できます。

ホワイトSierにテレワーク可の案件が集まれば、テレワーク不可の案件は他のSierが引き受けざるを得ません。

テレワーク不可の案件であっても受注しないと回らなくなる会社も多いと思うので、ほとんどの案件がテレワーク不可のブラックSierができあがります。

テレワークができるかどうかでホワイトかブラックかを決めるわけではないではありません。

しかし今回の新型コロナウイルス騒動でテレワークの良さを多くの社員は知ってしまいました。

また今後もいつ新型ウィルスなど未知の事象で世界が混乱するか分かりません。

Sierの中でもテレワークができるかどうかは、ホワイトSierかブラックSierかの一つの指標になるでしょう。

Sierに開発を依頼するクライアント様にも考え直してほしいこと

ここからはSierにシステム開発を依頼する側の方へお伝えしたいことです。

ここまでにホワイトSierはテレワークができる案件しか受注しないだろうといいました。

反対に、今後Sierへシステム開発を依頼する際はテレワークを可能にして案件を依頼するべきと考えています。

いままで開発を依頼していたSierであっても、今後はテレワークができない案件は断られてしまう可能性があります。

開発を依頼するということは必要なシステムがあるからなので別のSierに開発を依頼することになると思いますが、初めて依頼する会社に対して安心してシステム開発を依頼することができるでしょうか。

また、技術力の高い人材はテレワークができるホワイトSierに集まっていくことが予想されるので、ブラックSierには技術力が高い人材がいない場合もあります。

テレワークの可否だけでシステムの品質が著しく低下する可能性があります。

もちろんテレワークには情報流出などのリスクがありますが、しっかりとしたセキュリティ対策誓約のもとテレワークを実施できるSierにシステム開発を依頼しましょう。

ホワイトSierとブラックSierの格差は確実に広がります

今後はホワイトSierに好条件な案件が集中し、ブラックSierにはホワイトSierで請けてもらえなかった悪条件な案件が回ってくることになるでしょう。

こうなることで今まで以上にホワイトSierはホワイトに、ブラックSierはブラックになっていくため格差が大きくなります。

もし今ブラックSierに所属している場合は、早めに転職を検討してすぐにホワイトSierに移動できるような準備をしておきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました